7月の特集:デザイン発想

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授業名
デザイン発想
期間
5月〜2月
難易度
★★★★☆
製作者
コニー
授業紹介
センスは知識で磨かれることを知る。そしてアイディアのヒントは身近に溢れていることを実感する。それらを通して、思いつきのデザインではなく、説得性、意味のあるデザインを習慣づける。 by先生
授業の初めはいつも色鉛筆でウォーミングアップドローウィングをします。少しするとその後に「My favorite design」というミニプレゼンをしたりもします。そのあと家で考えてきたアイディアを先生と深掘りし、最終的に一つのデザインにしていきます。デザインの基本である分析力と発想力を磨き、観察し考え、切り取る、そして表現する習慣づけをする。この授業では、一つのデザインというよりもたくさんのアイデアを求められました。
授業課題として自分を表すポスターとトランプを制作します。また一年間を通した固定課題として「1Day 1Photo 1Design」というものがあり、多くの友達はこの固定課題に苦しめられていました。
課題作品

My Poster
自分を表すポスターです。この課題ではまず自分のキャッチコピーを作ります。そのあと自分ってこんな感じという写真を撮り、その写真とキャッチコピーと自分の名前と生年月日を組み合わせて制作します。
私は普段の口癖をキャッチコピーに、柔らかい光で明るく強めの色彩でごちゃごちゃしたものにしたかったので、列車のおもちゃをおばあちゃんのお庭のお花の間から撮影した写真にしました。自分ってこんな感じというのが作っていて楽しかったのもそうですが、また他の人の作品を見るのも楽しく、その人のことがよくわかる課題でした。

Trump
オリジナルトランプとそのロゴやパッケージをお題の中から好きなものを選んで制作しました。
1.ストーリーとピクトを新しく。/ 2.マークを全て新しく。/ 3.どちらでもなくどちらとも言える。
私は2を選びました。 ♡と♢は英語とマーク、♧と♤は数字マークで、またJ~Kは英語と文字とマークを組み合わせ、♡♢♧♤の色を分けて作りました。この課題は講評の仕方も独特で、机に置いた作品をみんなで見て回って、自分が好きな作品を3つ投票するというものでした。新しくルールを作った子や、SDGsをお題にした子、カードの形が丸や立体の子もいたりしてどれも素敵でした。















1Day 1Photo 1Design
これは一年を通して、ラフとデザイン、写真で1セットの10週分の課題が出ます。
まず社会問題などのお題がに対して、8個のラフまたは文字での説明を入れるページがあります。次のページにはラフから1つ選んでイラストレーターで絵を描きます。最後に5~7枚(1週間)分の写真を3ページ目に入れて1セット完成です。できた分を1セットずつチャットで先生にチェックしていただいて、その時のアドバイスを次に活かしていくというものです。
写真はその時の感情や伝えたいことが伝わるものをとらなければいけなくて、なんだかんだ似たような構図の写真ばっかりだったり、これはどういう感情なのと聞かれる場合も多くて、個人的にはイラストよりも写真の方が難しかったです。自由で楽しい課題ではありますが、貯めるとチェックが遅れたりしてみんな苦労したので、早めに進めるのをお勧めしたいと思います。
授業内容
番号 | 内容 | 授業数 |
---|---|---|
01 | オリエンテーション。Creative志向の可能性 | 2 |
02 | My Poster:制作開始。開発プロセス会議。(Designとは何かを考える) | 2 |
03 | My Poster:自己分析と整理。(Artとは何かを考える) | 2 |
04 | My Poster:コンセプト開発。PRポイントの可視化 | 2 |
05 | My Poster:ビジュアルアイディア開発。 | 2 |
06 | My Poster:デザインへの定着。写真撮影 | 2 |
07 | My Poster:最終デザイン提出。 | 2 |
08 | マーケティングとプランティング、プロモーション(トランプ説明) | 2 |
09 | Trump:説明 | 2 |
10 | My Poster:プレゼン、講評 | 2 |
11 | Trump:開発方向性、コンセプトを考える | 2 |
12 | Trump:アイディアの具現化 | 2 |
13 | Trump:デザイン | 2 |
14 | Trump:プロダクト | 2 |
15 | Trump:他の人の作品を審査。まとめ講義 | 2 |
メッセージ
アイデアがたくさんあって困ったりイラストやデザインが苦手でも、授業ごと先生と話していくと綺麗にまとまるので、難しく考えず好きなものをたくさん作ってみて欲しいと思います。
ただどちらかというと課題の量は多めなのでそこは頑張ってください。特に1Dayの課題は期間が長いので余裕を感じてると案外ギリギリに苦労します。
私はとても楽しかったので、少しでもやってみたいと思ってもらえたら嬉しいです。
byコニー