③Figmaにできないことは?【Figma紹介】

今回もFigmaというソフトを紹介します。
このソフトはワイヤーフレームやプロトタイプ、UIデザインの作成に便利なツールでありながら、ブラウザ上で共同編集できるデザインプラットフォームです。
グラフィックデザイン科では主にWebデザイン専攻が使っています。
今回はFigmaのデメリットについてを伝えていきたいと思います。
Figmaのデメリット
ヒストリー機能がない
- Figmaには、ユーザーによる作業工程が逐一記録され、過去の特定ポイントまで遡って作業を修正できる「ヒストリー機能」がありません。
- デザインパターンを複数構築して比較するときなどは、ある特定のポイントまで簡単に戻せるヒストリー機能があると非常に効率的です。こういった場合には、多少やりづらさを感じます。
ガイド線の固定ができない
- デザインツールには、標準搭載されていることも多い機能の一つが「ガイド線の固定」です。しかし、Figmaにはガイド線を固定する機能がありません。
- デザインを構築していく過程において、様々な操作をしていくうちに誤ってガイド線を移動させてしまうなど、知らず知らずのうちにガイド線がずれていくこともあります。そして、ある程度作業を進行させ俯瞰して見たときに、全体のバランスが崩れていることに気付くこともあります。
出力形式が少ない
- 2024年9月時点でのFigmaのファイル出力形式は「PNG」「JPG」「SVG」「PDF」となっています。Photoshopのような、多くの企業で採用されているデザインツールの形式では書き出すことができないため、こういった著名なツールからFigmaでの作業を継続することはできません。
- 例えば、先方から編集データを残した状態での納品を指定されている場合などは、他のツールの利用も視野に入れておいたほうがいいかもしれません。

次回はFigmaの料金についてを伝えていきたいと思います。

いちごが書きました